疲れた。 無駄に気を遣いすぎる。気にしすぎる。本当に無駄。
 退屈の原因はいつだって自分にあるんだよ。これは十代の頃かな?読んだ漫画の中の台詞。すっごい心に刺さっている。いつだってわたしの心象ぴったり。今が苦しいのも自分のせい。もっと上手く立ち回れたら、こんな風にはなっていない。自分を律することができない、いつまだたっても大人になれない、こんなわたしだから、病気になってしまった。罪悪感はいつだってついて回る。誰かに依りかかって安心して過ごしたい。もうかなわない夢なのだろうか。いつだって白馬にまたがった王子様を待っている。それは、俗に言う裕福で云々という人物ではなく、わたしが子どもの頃から抜け出せないでいる暗い深い沼の中に差す灯りのような存在。わたしを理解してくれて受け入れてくれる人物。どちらかと言えば、わたしの望む人物に出会う方が難しい。それでも、やっぱり、わたしを包み込んでくれて、許してくれる人を求めてしまう。わたしが、子どものように可愛らしくしていても受け入れてくれる人。格好いい、つれて歩いて見栄えするとかそういう視点で見られるのは好ましくない。背が低かったら、わたしの思うわたしらしい人格で生きてこられたのかもしれない。