堰を切ったような昼下がり。
 10年前を思い出し、涙が止まらない。ありがとう。結局、最後まで心に残った言葉がこの一言だった。恨み言もあった。悔しいし、悲しい。けど、あの瞬間、わたしを救ってくれたことは紛れもない真実です。
 まぁ、今の病気の発端もそこにもあるのだけど。それでもやっぱりありがとうと思っている。いつも幸せを願っている。自分よりも大切だった人。後にも先にもその人だけ。エゴに走らず、周囲の人を思いやって幸せに過ごしてほしい。ありがとう。