うなされ続ける夜。
 夢見が悪くて嫌な気分で目覚める日々について愚痴をこぼし、子どもの夜泣き、ひきつけを押さえるような成分の漢方を処方してもらった。たしかに、前半についてはうなされて目覚めることはなくなったけど、途中覚醒後は相変わらずいやーな夢を見て目覚め、憂鬱な気分で一日が始まる。いろいろ忘れていた過去のトラブル、人間関係のもめ事ではなく全部仕事関連。すっかり忘れていたあれこれが夢の中に現れて気落ち。しかし、全般的にぼーっとしているので、忘れていたことは忘れてしまうんだけど。それにしても、何故なんだか。主治医は、仕事との関わりで心に引っかかっていることがたくさんあってそれを自分の中で整理できていないからだと言う。不安は分かってる。仕事でも、プライベートでも。100%自分を認めてくれる人に会いたいんだけどねー、これは難しい相談なんだろうね、分かってます。
 いいんだよ、そのままで。と言ってほしい、認めてほしい。派手な暮らしも高収入も要らない。認めてくれて、一緒に過ごしてくれる人と会いたいな。分かっている。一人が寂しくて仕方ないこと、一人でいる=全幅の信頼を寄せてくれる人がいないってことなのかもとか。寂しい。甘えて頼ってくれる人、思う存分世話させてくれる人、しかも、それはわたしにつけ込んでいるわけではなくてって言う人、そういう人に出会いたい。だから、家に閉じこもっている場合ではない、分かっている。
 昨日今日と良く歩いた。歩いたところで、気分は変わらない。主治医は毎日数分でも出かけろというけれど、出かけたところで目的もなければ何も変わらない。だから、目的を探さなくちゃ、見つけなくちゃ。


 勝手に心配している。元々感情の起伏が激しいとも聞いた。けど、笑えていない最近の姿には心配させられるばかり。老婆心ながら心配しすぎ。薬か宗教に走ってしまうのではないか。恋愛がうまくいっていなかったとしたら、それは寂しいことだけれども、時間が解決してくれる。けど、過労で心を病んだ上に体調を崩したとしたら・・・自分自身と重なってしまってとても心配。だからといって何も出来ないのだけれども。もどかしい。


 睡眠薬に関連して、摂り方を誤って救急搬送される人が時々いるが、分かる気がする。睡眠とは切実なものです。安定剤の飲み過ぎも分かる。しかし、これは経験者ではないと分からないかもしれない。患って分かることがたくさんある。基本的に他者の思考は自分の理解の範疇外が多いと思って生きてきたので、まぁどんな行動も理解するよう努力してきましたが、やはり想像では追いつかないこともたくさんある。これもまた以前習ったことを改めて痛感。はい、薬の飲み方に気をつけなければという自分へのリマインドです。あー、気をつけよう。